Web広告の効果測定とは?指標や分析方法について解説!

Web広告の効果測定とは?指標や分析方法について解説!

「せっかくWeb広告をするなら効果を得たい」と誰しも思うはず。Web広告は出稿して終わりではなく、そのあとの効果測定が重要です。この記事では、Web広告の効果測定についてはもちろん、その指標や分析方法について詳しく解説します。これからWeb広告を出稿する予定の方だけでなく、現在Web広告を出稿しっぱなしになってしまっている方も改めて確認しておきましょう。

【目的別】Web広告の効果とは?

つい利益のみを考えてしまいがちですが、Web広告の効果は売上だけには留まりません。Web広告の運用が上手くいけば、自社サービスの認知度向上や自社ページへの訪問数増加の効果も得られます。以下で目的別のWeb広告の効果について解説するので、自社は主にどの効果を狙ってWeb広告を出稿するのか、今一度考えてみましょう。

認知・ブランディング

自社や自社サービスをより多くの人に知ってもらうことを目的としてWeb広告を出稿する場合は、インプレッション数やリーチ、フリークエンシーを指標として効果測定をします。認知・ブランディングを目的にする際は、主に広告の表示回数に焦点を当てて分析していきます。

誘導

自社サイトへの誘導を目的としてWeb広告を出稿する場合は、クリック数やクリック率、クリック単価を指標として効果測定をします。自社サイトへの誘導が目的の場合、主にターゲットが起こしたアクションに注目して分析をしていきます。

獲得

広告の効果として一番に想像しやすいのが獲得であり、いわば実際の利益につながるようなアクション数や利益の増加を狙う目的を指します。獲得を目的とする場合は、コンバージョンやコンバージョン率、セッション数、コンバージョン単価を指標として効果をチェックしていきましょう。

Web広告の効果測定の指標

ここでは、Web広告の効果測定に関する指標をそれぞれ詳しく解説します。前の項でも解説した通り、Web広告の効果測定をする際は、出稿の目的に合った指標をメインに分析をしていきましょう。

インプレッション数(Imp)

広告が表示された回数を指します。

インプレッション数を増やすためには、キーワード変更や単価変更が効果的です。

リーチ(Reach)

広告を見た人の数を表します。インプレッション数は単に広告が表示された回数を指すので、Web広告を見た人数はわかりません。一方で、リーチは重複が排除されるため人数が分かります。リーチが増えればその分、認知度の向上が期待できます。

フリークエンシー(FQ)

1人のユーザーに対してWeb広告が表示された数を指します。インプレッション数やリーチは表示された総数を表すため、特定のユーザーに何回表示されたかは分かりません。ユーザーに対して、どのくらいの頻度で何回表示したかが分かるのがフリークエンシーです。

クリック数

出稿しているWeb広告がクリックされた数を示します。

クリック率(CTR)

広告が表示された回数に対し、クリックされる割合を表します。

クリック数÷インプレッション数×100(%)で算出可能です。

クリック単価(CPC)

クリックされた際に発生する広告費のことを指します。リスティング広告において、クリック単価が低ければその分広告費は削減できますが、あまり低すぎると表示されにくくなってしまうため、バランスが大切です。

コンバージョン数(CV)

出稿したWeb広告によって得られた成果を指します。問い合わせや購入など、成果についてはサービスによって異なります。

コンバージョン率(CVR)

サイト訪問者のうち、実際に成果につながるアクションがあった割合を指します。

セッション数

自社サイトを訪れたユーザーを1とカウントする指標です。1人のユーザーに対して訪問〜離脱を1としてカウントするため、同じ人がサイト内を見て回ってもセッション数は1のままです。

コンバージョン単価(CPA)

CV1件に対してかかった費用を指します。クリック数が多くてもCVやCVRが伸びなければ、CPAは高くなってしまいます。CPAをいかに抑えてCVを増やすかがマーケティングのカギです。

Web広告の効果を分析する方法

Web広告の効果測定と言っても、各指標をモニタリングしているだけでは効果的な広告の運用は難しくなってしまいます。より効果的にWeb広告の運用をするには、PDCAサイクルを上手く回すことがカギ。以下で具体的に解説します。

広告を一つずつ分析する

Web広告のトータル効果を見るのではなく、広告は一つひとつ分析することが大切です。単価やキーワード、指標について細かく確認していきます。効果が出ているもの・効果が出ていないものをそれぞれ割り出しましょう。効果が出ていないものの中で、効果が見込めるものに関しては改善を行いましょう。効果が見込めない広告については出稿を停止するか、単価を下げて様子を見ます。

自社広告だけでなく競合調査を行う

自社広告の分析ができたら、競合調査も行いましょう。自社の広告効果が上がらない原因が見えてくることもあります。競合調査をした上で、再度自社で出稿しているWeb広告の運用の仕方を考えても良いでしょう。他社より効果が見込めそうな広告については、単価を上げる判断もできます。

費用対効果の確認

Web広告を出稿する際は、費用対効果の確認も欠かせません。仮にWeb広告で効果が出ていても、その効果以上の広告費用がかかっていたのでは意味がなくなってしまいます。費用対効果については、コンバージョン単価・投資利益率・広告費用の回収率を分析します。

分析を行ったらテストを繰り返す

分析ができたら、広告文をリライトしたり、広告単価を変えたりしてテストをしていきます。修正を行ったら、違いをモニタリングするABテストを行いましょう。効果が出たものについては、別の広告に反映させて、さらにテストをしていきます。効果が出なかったものについては一旦もとに戻して、別の施策を練ります。

目標を決める

ある程度、戦略が決まったら具体的な目標を決めます。PDCAのPlan(計画)にあたる部分は、一通り分析が終わったら行うほうが、より有益だと言われています。まずはWeb広告を出稿したら、効果を見て、テストを実行。その効果によって、具体的な目標を定めて、モニタリングとテストを繰り返していきましょう。

Web広告をより効果的なものにするためにはホームページを作成するのがおすすめ。ホームページは、自社や自社サービスの信用性を高められるメリットがあります。

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