ホームページアドレスとは?URLとの違いや独自ドメインを簡単に取得する方法も
- 2022.01.30
- ホームページ制作
「ホームページアドレスと言うけどそもそも何?」と疑問を抱いている方に向けて、ホームページアドレスの意味や、URL・ドメインとの違いを詳しく解説します。ホームページを持つ上で必ず必要なアドレス設定。ビジネスでホームページを立ち上げるのであれば、アドレスは独自ドメインを取得するのが良いと言われています。独自ドメインについても詳しく解説するので、ドメインについて知りたい方も参考にしてみてください!
ホームページアドレスって何?
ホームページアドレスは、家で言うところの“住所”にあたるものです。インターネットという場所にある特定の“家”にたどり着くために必要なもの。インターネット上にあるすべてのサイトにはアドレスが設定されており、そのアドレスにアクセスすることで対象のページを表示することができます。「http」から始まる文字列が、ホームページアドレスです。
URLやドメインとの違い
URLは「Uniform Resource Locator」の略であり、日本語にすると「統一資源位置指定子」です。これは、インターネット上にある特定の情報を示すものという意味で、ホームページアドレスとほぼ同義です。ホームページアドレスもURLもどちらも“住所”を指します。
ドメインについても、ホームページアドレスと同様“住所”を指す言葉ですが、ドメインは文字列の範囲が異なります。ホームページアドレスやURLは、httpから始まる文字列全体のことを言いますが、ドメインは「//(www)以降の文字列」のこと。ホームページアドレスが「https://webers-web.com」の場合、「webers-web.com」の部分がドメインということになります。
ホームページアドレスの決め方や注意点
ホームページを作成するにあたって、まず最初に決めなくてはならないアドレスですが、決め方や注意点があります。これからホームページを立ち上げようとしている方は、以下で解説するアドレスの決め方や注意点を把握しておきましょう!
店舗名やサービス名にするのがおすすめ
ホームページアドレスは、携帯のメールアドレスのように好きな文字列ではなく、会社名やサービス名にするのがおすすめ。ただ好きな文字列を並べただけでは、ユーザに何のホームページなのかを分かってもらえないでしょう。
なお、ホームページアドレスには、小文字のアルファベット・半角の数字・ハイフンしか使用できないため、その点も気をつけましょう。中には日本語のアドレスを設定できる場合もありますが、日本語のアドレスに対応していないサーバーがあるため、アルファベット・数字・ハイフンで構成するのが無難です。
1度決めたら変えられないので注意
ホームページアドレスは、基本的に1度設定したものを変更することができないため、じっくり考えてから決めましょう。設定をすれば変更できますが、ホームページアドレスが変わることによって名刺など今までのアドレスが記載されているものをすべて刷新しなくてはならなくなります。社名の変更があった場合など、どうしてもアドレスを変えなければならない場合を除き、基本的にアドレス変更はできないものと思っておきましょう。
ホームページアドレスの独自ドメインとは?
独自ドメインとは、サービス提供元に依存しないアドレスのこと。無料のホームページ作成ツールなどを使用した場合、ほとんどの場合でサービス名が入ったアドレスを使用することになります。たとえば、Jimdoを利用する場合はアドレスの一部に「jimdofree」と入ります。Gmailで言うところの「gmail.com」です。
独自ドメインを取得すると「https://webers-web.com」のように提供元の名前が一切入っていない完全オリジナルのホームページアドレスを設定することが可能になります。
独自ドメインを取得するメリット
ビジネスとしてホームページを立ち上げるなら独自ドメインを取得したほうが良いと言われています。独自ドメインを取得するメリットについて以下で詳しく解説するので、これからホームページアドレスを決める方は参考にしてみてください。
信頼性が増す
独自ドメインを取得することで信頼性が増すのが大きなメリット。無料で取得できるホームページアドレスは、あくまで借り物であり信用性に欠けるという一面があります。
また、ホームページアドレスはできるだけ短く簡潔なものが良いと言われていますが、無料のアドレスは提供元の名前が入ることによって長くなりがちです。長いアドレスはスパムサイトと間違われることもあるため、ビジネスとしてホームページを作成する場合は独自ドメインを取得するのが無難でしょう。
利用するサービスが変わってもSEOの実績を引き継げる
独自ドメインであれば、提供元のサービスが終了しても、SEOの実績がそのまま引き継げます。無料で取得できるアドレスは提供元のサービスが終了してしまった場合、アドレスが使えなくなるため、これまでのSEOの実績もなかったことに…。
その点、独自ドメインはデータを移管すれば同じアドレスで運用できるので安心です。
一貫性のある独自のメールアドレスを持てる
独自ドメインを取得すると、ホームページアドレスと同じ文字列の入ったメールアドレスを取得可能です。先述のとおり、無料でアドレスを取得すると「gmail.com」のように利用者共通の文字列が入ります。
一方で、独自ドメインを取得していれば「*****@webers-web.com」のようにオリジナルのメールアドレスを利用できます。ホームページアドレス同様、完全オリジナルのメールアドレスのほうが顧客からの信頼度が増すでしょう。
独自ドメインを取得するデメリット
独自ドメインを取得する際は、基本的にコストがかかります。費用面も含めて、独自ドメインを取得する場合のデメリットについて以下で詳しく解説します。
費用がかかる
先述のとおり、基本的に独自ドメインを取得するには料金がかかります。月に数円〜数百円程度の安いものもありますが、人気の「.com」や「.jp」を選択した場合は3,000円前後かかることがほとんど。
さほど大きな金額に感じないかもしれませんが、その独自ドメインを利用する以上、継続的にかかる金額なので頭に入れておきましょう。
選ぶドメインによっては信頼につながらないことも
月に数円〜数百円で利用できるような安価なドメインを選ぶと、信用性が高まらない恐れもあるので注意が必要です。「.xyz」や「.tech」などはNGではありませんが、知らない人が見たときにスパムサイトだと思われてしまうことも。
ビジネスとしてホームページを作成するのであれば、やはり人気の「.com」や「.jp」あたりが無難でしょう。
期限内に更新を行う必要がある
独自ドメインは定期的に更新をしないと利用できなくなってしまうため気をつけましょう。独自ドメインは1回取得して終わりではなく、期限があるため更新が必要です。更新を忘れてしまった場合、ホームページが表示できなくなるだけでなく、そのドメインに紐づいているメールアドレスも使用できなくなります。
会社の経営を行う上で、それらの機能がストップすると大きな損害につながることもあるでしょう。独自ドメインを取得した場合は、期限内の更新を必ず行ってください。
独自ドメインを取得する方法
独自ドメインは、ドメイン販売サイトで簡単に購入することができます。アドレスを決めたら、そのアドレスが使えるものなのかどうか確認しましょう。万が一、すでに他の人が同じ文字列を使用していた場合、そのアドレスは作成できないので、何個か候補を挙げておくことをおすすめします。
独自ドメインを取得できたら、そのアドレスを使ってホームページを作成します。メールアドレスについても設定を行えば簡単に利用可能です。
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